医療用語集|聖心美容クリニックの再生美容 ~美を追求する再生医療~

聖心美容クリニック

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医療用語集

再生医療に関する用語をご覧いただけます。

美容医療や再生医療に興味をお持ちの方が施術に対する理解を深められるよう、わかりやすい説明を心がけております。

ADRC
読み えーでぃーあーるしー
英語名 Adiopose Derived Regenerative Cells
カテゴリ 再生医療、豊胸術、毛髪再生外来、若返り

ADRCとは、Adiopose Derived Regenerative Cellsの略で、脂肪組織由来幹細胞のことです。

幹細胞とは、他の細胞に変化する細胞、赤ちゃんの細胞のことです。幹細胞は血液中や骨髄など様々な組織の中に存在しており、脂肪の中に含まれているものがADRCと呼ばれるものです。自身の脂肪から採取することができますので、培養する必要はありません。

ADRCは再生医療の分野で高い注目を集めつつあります。たとえば、豊胸術は、インプラントと脂肪移植のデメリットを補い、本来の自然な乳房を作ることを可能としました。安全性、有効性も複数の臨床実験で確認されてきており、将来の再生医療において、患者に新しい選択肢を提供することが期待されています。また、乳がん治療として摘出した乳房の再建にも効果があるのではないか、と見込まれています。

また、毛髪を再生させる「kerastem(ケラステム)」治療や若返りなどにも利用されています。

ADSC
読み えーでぃーえすしー
英語名 Adipose Derived Stem Cells
カテゴリ 再生医療、豊胸術、毛髪再生外来、若返り

ADSCとは、脂肪組織由来幹細胞のことを言います。ADRC(Adipose Deriver Regenerative cell)ともいいます。脂肪組織中に存在している体性幹細胞です。幹細胞は、分裂して自分と同じ細胞を作る能力と様々な細胞に分化する能力を持つ特殊な細胞であり、その一つであるADSCも血管や心筋などに分化します。そのため、幹細胞は再生医療で活用されています。

es細胞
読み いーえすさいぼう
英語名 Embryonic Stem Cell
カテゴリ 再生医療

es細胞とは、Embryonic Stem Cellのことで、組織や臓器の成長の元となる細胞の一種、受精卵から取りだされた幹細胞です。ヒトの受精卵から採取したものをヒトes細胞といいます。受精後5日から7日ほど経過したヒト胚の一部から取りだされた細胞(胚)を、ある条件下で育てることで手に入ります。

最初の発見は1981年にマウスの細胞から培養方法を発見し、1998年にウィスコンシン大学の研究者の手によってヒトes細胞の樹立に成功しました。主な特徴は、さまざまな種類の固有の機能を持つ細胞に分けることができる多様性であり、一つの胚細胞から神経細胞や血球細胞などを作りだすことができます。さらに増殖能力が高く、ほぼ無限に増やすことが可能なのです。

一方で、人間の萌芽である胚を使うため生命の消失という倫理的問題があります。しかしながら再生医療の分野で、病気や事故で失われた細胞の再生や皮膚のアンチエイジングなどのために期待されています。

iPS細胞
読み アイピーエスサイボウ
英語名 induced pluripotent stem cell
カテゴリ 再生医療

iPS細胞は人工多能性幹細胞の略称です。

ヒトの皮膚や羊膜などの体細胞に複数の遺伝子を入れてつくる人工多能性幹細胞で、発がん関連遺伝子を使用(※)しているため、がんが発生する確率が高いという問題が残されています。2009年5月にハーバード大(米国)のチームががん化の可能性のある遺伝子やウイルスを使用せずにiPS細胞を作製することに成功しましたが、この方法だと従来の倍の8週間の期間がかかり、効率も1/10に低下。現在も研究が続けられています。

New-PRP
読み にゅー-ぴーあーるぴー
英語名 New-Platelet Rich Plasma
カテゴリ 再生医療、若返り、美容皮膚科

PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略語であり、日本語では多血小板血漿と呼ばれている、血液の中の血小板を多く含んでいる成分です。血小板には組織を再生させる成分が含まれているため、PRPは皮膚の再生療法にも利用されています。

しわを改善する美容治療の一つとして、PRPを肌に注入する方法があります。PRPを注入することで肌の組織そのものを増やし、老化した皮膚を細胞レベルで再生させることができ、小じわを改善して肌にツヤやハリを戻す効果があります。自分自身の血液を利用するため、注入後のアレルギーや副作用の心配がないことが特徴です。

PRPを利用した治療は、再生医療のなかで人気の施術でしたが、New-PRPは、従来のPRP療法よりPRPの濃縮率を高め、従来には殆ど含まれていなかった白血球も抽出し利用する方法です。血小板同様に白血球も細胞の修復作用があるため、この相互作用を利用することでより高い効果が期待できます。

また、New-PRPから更に効果を高めた「プレミアムPRP皮膚再生療法」は、しわやくま、法令線(ほうれい線)への治療として人気です。

PRP
読み ピーアールピー
英語名 Platelet-Rich Plasma
カテゴリ 若返り、再生医療、アフターケア

PRPはPlatelet-Rich Plasma(多血小板血漿:たけっしょうばんけっしょう)の略で、血液の中の「血小板」を多く含んでいる成分です。

「血小板」は人間の体の中で血を止めたり、壊れた血管や細胞を治す働きをしています。そしてこの血小板には「成長因子」と呼ばれる、体の細胞を元気にして若返らせる成分があり、この成長因子が放出されることによってコラーゲンの産生や毛細血管の新生などが促され、肌の若返りをはかってくれるのです。

このように、肌の若返りに重要な役割を担っている血小板を多く含む「PRP」を利用した治療法は、一般的に「PRP療法」「血小板療法」等と呼ばれます。

RichExosome(リッシェゾーム)
読み りっしぇぞーむ
英語名 RichExosome
カテゴリ 毛髪再生外来、再生医療

RichExosome(リッシェゾーム)毛髪再生治療とは現在、再生医療業界で注目されている「エクソソーム」を使用したメソセラピー(注入)治療です。

幹細胞培養液上清液から抽出されたエクソソームを主成分とした毛髪治療用薬剤「RichExosome(リッシェゾーム)」を頭皮から注入することで発毛・育毛効果が促進され、男性の薄毛(AGA)・女性の薄毛を改善する次世代の毛髪再生療法です。

エクソソームとは体内のほとんどの細胞で分泌されている直径50~150nmの細胞外小胞の一種で、細胞や組織に複数の情報を伝達するメッセンジャーとしての役割を担っており、再生医療や美容等の様々な分野で注目されている成分です。

細胞と共通した構造を持つエクソソームは、脂質⼆重膜(薄いリン脂質が二層になった膜)でできており、分泌細胞に由来する細胞膜タンパク質や細胞内タンパク質だけでなく、DNA・mRNA・miRNAといった核酸(遺伝子)も含まれてます。分泌細胞より放出したエクソソームは他の細胞に取り込まれ、取り込んだ細胞にエクソソーム内部のタンパク質やRNA(遺伝子情報)など複数の情報を伝えることができるため、再生医療や美容面で優れた効果が期待できます。

RichExosome(リッシェゾーム)は幹細胞を培養した際に作られる培養液から幹細胞を取り除き、減菌処理等を施した上澄み液(幹細胞培養上清液)から抽出した「幹細胞エクソソーム」を使用しています。

幹細胞培養上清液の製剤はたくさんありますが、培養方法によってエクソソームの含有量に大きな差があります。RichExosome(リッシェゾーム)に含まれるエクソソームは1mLあたり約92億粒子も含まれており、抽出過程においてもドナースクリーニング、ウィルス試験などの様々な安全性試験をクリアした製剤を使用していますので、安心してご使用いただけます。

stemcell
読み すてむせる
英語名 Stemcell
カテゴリ 再生医療

stemcellとは、幹細胞のことで、分裂して自分と同じ細胞を作る能力と別の種類の細胞に分化する能力をもつ特殊な細胞です。自力で増殖、複製することができ、組織の再生などの可能性を帯びた細胞です。さまざまな研究が進んでおり、主に胚性幹細胞(ES細胞)、成体幹細胞、iPS細胞などが発表されています。

胚性幹細胞は、受精卵後の胚より分化された幹細胞で、ほぼすべての組織への分化が可能と考えられている万能細胞です。成体幹細胞は、身体の組織に存在する多分化能力を持つ細胞です。脂肪などから採取可能で、脂肪から採取したものを「脂肪組織由来幹細胞」と呼びます。発生、損傷の再生の過程では新しい細胞を供給する役割をし、自己の幹細胞を治療に利用できると考えられ、臨床応用が進められています。iPS細胞は、人工的にES細胞のような多能性幹細胞を作りだすことに成功した細胞で、細胞の若返りや再生医療への応用と幅広い分野で注目を浴びています。

脂肪幹細胞は美容関連では、若返りや豊胸、毛髪再生などへ応用されています。

VEGF
読み ぶいじーいーえふ
英語名
カテゴリ 再生医療

血管内皮細胞増殖因子のことで、英語名「vascular endothelial growth factor 」の略。bFGFと同じく、血管の新生を促進する作用を持ちます。

幹細胞豊胸術などで幹細胞が移植されると、脂肪細胞となったり、血管内皮細胞に分化したり、このVEGFなどを分泌して移植された部位に定着(生着)しようと働きます。

VGF
読み ぶいじーえふ
英語名
カテゴリ 若返り、再生医療

VGFは特定の細胞の増殖や分化を促進する物質である「成長因子(Growth Factor)」の一つです。

成長因子(GF)は増殖因子、または細胞増殖因子とも称されるもので多くの種類がありますが、代表的なものとしては神経成長因子(NGF)、上皮成長因子(EGF)、線維芽細胞増殖因子(FGF)、血管内皮細胞増殖因子(VGEF)、肝細胞増殖因子(HGF)などがあります。

美容の分野で注目されている成長因子がEGFとFGFです。EGFは肌の表皮細胞の新陳代謝を促進する働きがあります。一方、FGFは真皮の線維芽細胞の新陳代謝を促進して、コラーゲンの生成を活性化させる働きがあります。皮膚再生療法とは、これらの成長因子を含む薬剤を直接注入することで、しわや肌のたるみ、目の下のクマなどを改善するものです。2005年には化粧品への配合も認可され、様々な製品が開発・販売されています。

w-prp
読み だぶる-ぴーあーるぴー
英語名 W-Platelet Rich Plasma
カテゴリ 若返り、再生医療

w-prp(New-PRP皮膚再生療法)は、自身の血液を使って行う若返り治療です。従来はprp(多血小板血漿)といい、血液を遠心分離器にかけて血小板だけを抽出し、小じわのある部分に注入していました。血小板には創傷治癒作用があり、これを利用して肌の修復機能を高め、コラーゲンの産生を増やすことができます。

これに更に、白血球を抽出してprpに加えたものがw-prpです。白血球を加えることで成長因子の量が増え、より高い効果が得られると言われています。

w-prpには自分の血液を使うのでアレルギーなどが無く安心であること、施術は短時間で済み痛みもないこと、ダウンタイムが不要、などのメリットがあります。

また、効果や持続面でより進化した、「プレミアムPRP皮膚再生療法」は、w-prpでは難しい深いシワ・ほうれい線などへの治療も可能です。

グロースファクター
読み ぐろーすふぁくたー
英語名 Growth Factor
カテゴリ 若返り、毛髪再生外来、再生医療

グロースファクターとは、細胞再生因子とも呼ばれている細胞で、体内で作られるタンパク質の一種です。

肌の再生はグロースファクターを原動力とした新陳代謝によって行われていますが、加齢と共にその機能は衰えていき、そのことが原因で肌のしわや老化が進行します。

グロースファクターは、特に20歳前後で急激に減少していくことが分かっています。

美容外科領域では、グロースファクターの成分を直接注入することで、衰えた肌の再生力の若返りや薄毛治療(毛髪再生)などへ利用されています。

セリューションシステム
読み せりゅーしょんしすてむ
英語名 Celution system
カテゴリ 若返り、再生医療、豊胸術

セリューションシステムとは、米国サイトリ・セラピューティクス社によって開発された皮下脂肪組織から脂肪組織由来幹細胞(体性幹細胞)を抽出することのできる全自動型の脂肪組織由来幹細胞抽出機器です。

また、その抽出過程の標準化を達成した世界初のシステムです。

世界で唯一、人体の安全性・幹細胞抽出機能ともにFDAに認可されており、イタリアやスペインをはじめ世界各国の先進医療機関に導入されています。

日本でも国立病院や大学病院の乳房再建(乳がん手術後の再建手術)において使用されている実績があります。

大学病院等で行われている、厚労省のヒト幹細胞指針への適合性が承認された疾患臨床研究の数々において、セリューションシステムが採用されており、今では、“幹細胞の抽出”には欠かせない機器と言えます。

セルーション
読み せるーしょん
英語名 Celution
カテゴリ 豊胸術、若返り、毛髪再生外来、再生医療

セルーション(セリューション)とは、米国サイトリ・セラピューティクス社によって開発された皮下脂肪組織から脂肪組織由来幹細胞(体性幹細胞)を抽出することのできる全自動型の脂肪組織由来幹細胞抽出機器です。

また、その抽出過程の標準化を達成した世界初のシステムです。

世界で唯一、人体の安全性・幹細胞抽出機能ともにFDAに認可されており、日本でも国立病院や大学病院の乳房再建(乳がん手術後の再建手術)において使用されている実績があります。

当院では世界で初めて、セルーション技術の美容医療への応用を実施。

2015年現在では豊胸、若返り、毛髪再生の分野で使用しています。

セルチャー豊胸術
読み せるちゃーほうきょうじゅつ
英語名 Cellture breast augmentation
カテゴリ 豊胸術、再生医療

セルチャー豊胸術は、ご自身の幹細胞を使用した「脂肪幹細胞豊胸術」の1つです。

「セルチャー豊胸術」では、少量の脂肪から少量の幹細胞を抽出し、外部の培養施設の再生医療センターで幹細胞の培養を行いますので、やせ型の方でも「脂肪幹細胞豊胸術」が受けられます。

ご自身の脂肪と幹細胞をバストに注入するため、定着率が高く・自然な仕上がりを少ない脂肪抽出量で可能とした豊胸術です。

セルリバイブジータ
読み せるりばいぶじーた
英語名
カテゴリ 若返り、美容皮膚科、再生医療

セルリバイブジータは、自分の血液から採取した多血小板血漿(PRP)に成長因子を添加し注入する、再生医療を応用した美容整形の1つです。

PRPを利用した施術は、自分の血液から抽出した成分を体内に注入することで、シワやたるみ、ニキビ跡などを改善する効果が期待されている美容整形で、一般的に知られているコラーゲンやヒアルロン酸の注入に比較すると、アレルギー反応が起きにくい、自分自身の血液なので安心であることが特長ですが、深いほうれい線やシワの治療には効果を発揮しにくいことも知られています。

その対策としてPRPに成長因子を添加することで、より大きな改善効果を図っています。

聖心美容クリニックでは、このセルリバイブジータを更に研究した「聖心式」プレミアムPRP皮膚再生療法を行っており、のべ25000人以上へ施術(2015年10月現在)。

プレミアムPRP皮膚再生療法についての医学論文が、世界で最も権威ある形成外科学誌「PRS」に掲載されるなどしています。

再生医療
読み さいせいいりょう
英語名 Regenerative medicine
カテゴリ 再生医療

再生医療とは、病気等でダメージを受けた臓器などの組織を、自らの幹細胞等によって復元したり機能を再生したりする医療の方法です。人間は元々自分の細胞や機能を修復したり再生したりする能力があります。その能力の要が幹細胞で、少々のやけどや傷などを自己修復させます。ところが、幹細胞は老化によって極端に数が減ってしまうので、高齢者の傷や病気が治りにくいのはその為です。

近年、再生医療に関連して「幹細胞」と言う言葉をニュース・新聞等のメディアで聞く機会が多くなりました。幹細胞を応用した再生医療は今、国家プロジェクトとして注目を集めており、美容整形の分野でも再生医療に対する関心が高まりつつあります。

美容外科分野では「セリューションシステム(脂肪組織から幹細胞を抽出するシステム)」をはじめ脂肪組織由来幹細胞移植やPRP皮膚再生療法の実施など再生医療を応用した美容医療分野が発展してきています。

再生医療等の安全性の確保等に関する法律
読み さいせいいりょうなどのあんぜんせいのかくほなどにかんするほうりつ
英語名
カテゴリ 再生医療

再生医療等の安全性の確保等に関する法律は、2013年11月27日に公布され、2014年11月25日に施行された、再生医療等の技術と安全性、生命倫理等を明確にするため、提供者の提出書類や特定加工物の製造の許可等を整えた法律です。

幹細胞治療を含む再生医療等を提供しようとする医療機関(美容クリニック含む)は、提供する再生医療の内容(再生医療等提供計画)を提出することが義務付けられています。

また提出する「再生医療等提供計画」は、地方厚生局の認定を受けた「認定再生医療等委員会」による適合審査を経ることが必要です。

施行に伴い、再生医療等を提供する医療機関などは、国へ治療内容を届け出ることが義務付けられています。 美容目的や疾病治療をうたい、効果が不確かな再生医療が自由診療で安易に広がることに規制がかかることで、患者様により安心して治療を受けていただけるようになります。

創傷治癒療法
読み そうしょうちゆりょうほう
英語名 treatment of wound
カテゴリ 若返り、美容皮膚科、再生医療

人間が本来持っている生理的メカニズムを利用した治療法。傷ついた部位を自ら癒し治す「創傷治癒」作用により、細胞や組織の再生を促します。創傷治癒を応用した美容医療施術には、ダーマローラーやイントラセルなど様々な方法があります。

幹細胞
読み かんさいぼう
英語名 stem_cell
カテゴリ 若返り、再生医療、豊胸術

幹細胞は、いわば組織や臓器に成長する“もと”になる細胞です。

もし自分の幹細胞を使って、組織や臓器、器官の再生や機能回復が可能になれば、免疫的な拒絶反応や倫理上の問題なども克服できるでしょう。

そうした考えから、幹細胞治療はすでに国家プロジェクトとしても注目を集め、その実現をめざして様々な疾患治療への臨床研究が行われ、有効性が確認されています。幹細胞治療の発展はめざましく、ここ数年の進歩からも、今後ますます発展していくことに大きな期待が寄せられています。

ご自身の身体から採取できる「体性幹細胞」は加齢に伴い、活性度や数が減退することが証明されています。また、健康を損ねた時に採取を行うことは身体への負担が懸念されます。そのためにも、将来の疾患治療に備えて、より若く・健康な時の幹細胞を採取・保存しておく動きもあります。

また、体性幹細胞を抽出するための機器として、サイトリ・セラピューティクス社製「セリューションシステム」が世界で唯一、人体の安全性・幹細胞抽出機能ともにFDAに許可されています。

幹細胞バンク
読み かんさいぼうばんく
英語名 Stem cell bank
カテゴリ 再生医療

幹細胞とは、新しい脂肪や血管などに分化したり、自らを複製する能力を持った細胞の事です。現在では、この幹細胞の働きに基づいて様々な疾患治療の臨床研究が行われており、有効性が確認されています。ES細胞やiPS細胞もこの幹細胞のひとつです。

幹細胞バンクは、個人から摂取した幹細胞を-150℃の窒素タンクで冷凍保存し、将来の疾患治療や若返り等で活用できる先進医療サービスです。

幹細胞は、年齢とともに減少します。また、いざ病気になってから幹細胞を抽出するのはリスクが大きいため、若く健康な内に幹細胞を摂取し、保管しておく必要があります。現在の研究で安全に保管できることが証明されている年数は、30年です。

幹細胞を抽出するには、骨髄等がありますが、脂肪組織は他のものよりも幹細胞を抽出できる確率が圧倒的に高いのでたくさん摂取することができ、時間のかかる培養をする必要がなく、また新鮮な幹細胞としてすぐに使用できます。

濃縮幹細胞
読み のうしゅくかんさいぼう
英語名
カテゴリ 豊胸術、若返り、毛髪再生外来、再生医療

濃縮幹細胞とは、いろいろな細胞へ分化することができる幹細胞の濃度を高くした細胞です。

美容医療では、豊胸・若返り・毛髪再生などに利用されています。

たとえば豊胸手術では、濃縮幹細胞液と吸引した脂肪組織を混合したものを、皮下組織内に少量ずつ注入します。

幹細胞であるため、脂肪注入の効果や定着率が上がります。脂肪と幹細胞を上手く混在させて、生着率を上げているのです。

脂肪組織内に含まれている幹細胞を脂肪細胞から分離し、濃縮するためには特殊な酵素が必要となります。その酵素は、全世界的に見ると数種類しかありません。その中でも、人体に使用して良いとFDA(米国食品医薬品局)とCE(EU品質基準)から認可を受けているのは、セリューションシステムを開発したサイトリ・セラピューティクス社の、非動物由来の酵素のみです。

肝斑
読み かんぱん
英語名 chloasma、liver spots
カテゴリ 若返り、再生医療、美容皮膚科

両頬や額、下顎、鼻の下に左右対称性にある、地図のようにべったりとして見えるものが肝斑です。

肝斑は、30代以降に発症する後天性のしみです。40代以降の女性では、潜んでいる薄い肝斑を含めると50%近い方に肝斑が見られます。紫外線と女性ホルモンが強く関係しているといわれますが、現在の医学でもはっきりした原因は不明です。

脂肪組織由来幹細胞
読み しぼうそしきゆらいかんさいぼう
英語名 Adipose Derived Regenerative Cells
カテゴリ 豊胸術、若返り、再生医療

脂肪組織由来幹細胞(Adipose Derived Regenerative Cells:ADRCs)は、脂肪から抽出した幹細胞のことです。脂肪由来幹細胞、脂肪幹細胞と表記することもあります。

幹細胞とは、「新しい脂肪」や「新しい血管」などに分化(変身)したり、自らを複製する能力を持った細胞のことです。いわば組織や臓器に成長するもとになる細胞なのです。

幹細胞の抽出方法は、骨髄や臍帯血などからも可能ですが、脂肪組織から幹細胞を抽出できる確率が比較的、高いことが分かっています。

これは脂肪組織に含まれる幹細胞の量がとても多いことを示しています。同時に脂肪組織からは、培養をすることなく幹細胞を確保することができ、新鮮な幹細胞としてすぐに使用できることも大きな特長です。

そのため幹細胞治療において、脂肪組織由来幹細胞は注目を集めています。

脂肪組織由来幹細胞に素晴らしい働きをさせるためには、1度脂肪から幹細胞を分離させる必要があります。

幹細胞を分離することで、幹細胞の働きにスイッチが入り、初めて“活性化”します。

活性化した幹細胞を脂肪と混ぜて注入することで、脂肪の吸収や壊死・しこり化を防ぎ、長期的に効果が持続されるようになります。

そのため安全に分離抽出するための装置「セリューションシステム(セルーションシステム)」が開発され、世界各国の研究施設・大学病院などで採用されています。

現在、この幹細胞の働きを応用した、様々な疾患治療の臨床研究が行われており、その有効性が確認されています。幹細胞治療の発展はめざましく、ここ数年の進歩からも、今後ますます発展していくことは明らかです。

血小板
読み けっしょうばん
英語名 Platelet
カテゴリ 再生医療

血小板とは、白血球・赤血球とともに血液に含まれる有形の細胞成分の一つで、怪我をした際に傷口をふさいで血を止め、血液を凝固させる役割を担っています。また、傷付いた血管や細胞を修復、新しい血管を作るなどの働きをする他、細胞を活性化させる、体内でコラーゲンを作り出すといった様々な場面で細胞の成長を助ける補助的な役割をします。

細胞の生成と成長を助けるという血小板の特徴を利用して肌を若返らせる、PRP皮膚再生療法と呼ばれる治療法が、しわやたるみを取り除く目的においても効果的であるとして、美容界でも注目されるようになりました。積極的に再生医療を取り入れている歯科治療においては、既にインプラント治療などにも補助的に取り入れられています。

しわやたるみを取り除くためのPRP皮膚再生療法では、皮膚の表皮の下にある真皮に血小板を注入して細胞を活性化させることにより、血流を改善、コラーゲンの生産を促進します。PRP皮膚再生療法のメリットは、採取した自分自身の血小板を注入するため拒絶反応などのリスクがなく、ヒアルロン酸やコラーゲンによるプチ整形に比べて効果が長続きしやすいことです。

この記事を監修したドクター

  • 統括院長 鎌倉 達郎

    鎌倉 達郎

    経歴

    1989年 宮崎医科大学医学部卒業 九州大学生体防御医学研究所附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
    1990年 九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務 その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
    2000年 聖心美容外科に招聘 東京院副院長就任
    2001年 福岡院院長就任
    2003年 聖心美容外科東京院院長就任
    2004年 聖心美容外科統括院長就任
    2015年 第104回日本美容外科学会会長に就任
    2017年 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授に就任

    資格/所属

    • 日本美容外科学会(JSAS)理事長
    • 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授
    • 一般社団法人日本ルックスケア医学会 副理事長
    • 公益社団法人国際化粧療法協会 理事
    • 第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
    • AMA 顧問
    • 一般財団法人日本医療アートメイク財団 理事
    • IMCAS World Scientific Committee 2017,board member
    • IMCAS ASIA 2015,2016 Scientific board member
    • IMCAS ASIA 2010 Faculty
    • AMWC JAPAN Advisory board member
    • 日本美容外科学会(JSAS)専門医
    • 日本美容外科学会(JSAS)会員
    • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
    • 日本形成外科学会会員
    • 日本再生医療学会会員
    • 日本外科学会会員
    • 日本美容外科医師会会員
    • 日本先進医療医師会会員
    • 日本再生医療学会 再生医療認定医
    • 日本外科学会認定医
    • Corneal社公式認定医(日本第1号)
    • レスチレン認定医
    • 日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
    • ミラドライ認定医
    • ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
    • ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
    • ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
    • ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
    • ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
    • ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
    • ボトックスビスタ認定医

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