- ■主な適応部位
- 患者様の症状や毛根の残存状況等により異なるため、適応については事前に担当医によるカウンセリングでご説明いたします。(診療無料)
グロースファクター再生療法は、薄毛の原因の大きな要因となっている“成長因子の不足”に着目し、世界最先端の再生医療技術を応用した毛髪再生治療です。AGA(男性型脱毛症)や女性の薄毛も、成長因子の不足により毛髪成長シグナルが止まってしまっていることが大きな原因です。
グロースファクター再生療法では、この成長因子を頭皮に補い、毛髪成長シグナルを正常に戻すことで、性別を問わず、様々な薄毛に対して優れた発毛効果を発揮します。
治療では、従来の毛髪再生注入療法よりも、多種・多量の成長因子が抽出・配合された薬剤をダーマスタンプ法で頭皮に浸透(注入)させていきます。この薬剤は、再生医療の第一人者が開発に携わった米国BENEV社製のもので、医療機関でのみ使用が許可されています。
麻酔をご使用しなくても、我慢できる痛みです。痛みに弱く、麻酔をご希望の方には、頭皮に塗るタイプの麻酔とブロック麻酔をご用意しております(別途費用)。
グロースファクター再生療法は、AGA(男性型脱毛症)や女性の薄毛など、男女問わず様々な原因によって起こる薄毛や脱毛症状について、発毛・育毛効果があります。
薄毛の原因は男性ホルモンの影響やストレス、栄養不足と様々ですが、いずれも成長因子が不足し、毛髪の成長シグナルが止まってしまっているという点で、原因は共通しています。
成長因子とは動物の体内において、特定の細胞の増殖や分化を促進するタンパク質の総称です。現在では細胞と細胞の間の信号物質として働くことが分かっています。この成長因子が不足し、毛髪成長シグナルが止まると、毛髪の成長・再生も止まり、薄毛が進行します。
つまり、薄毛治療のポイントは「成長因子」を補い、止まってしまった成長シグナルを正常に戻す事といえます。成長因子を補完する治療は、現在最も有効な薄毛治療として注目を集めています。
グロースファクター再生療法では、従来の毛髪再生注入治療で使用されていた薬剤に比べ、多種類の成長因子を豊富に含む、実績のある製品を使用しています。この薬剤は、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校にて再生医療関連の研究を行っていた元教授で、現在も再生医療、組織再生の第一人者である.グレッグ・マグワイヤー医師や、再生医療の世界的権威として名高いアハマド・アリ・カターニ医師が開発に携わったBENEV社製の薬剤です。従来の注入療法に含まれる幹細胞由来の成長因子よりも、多種・多量の成長因子が抽出・配合されています。
※BENEV社が所有する薬剤管理施設はFDA(米国食品医薬品局)から認可を受けています。
■開発に携わった専門家
グレッグ・マグワイヤー医師
* 米国カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)にて再生医療関連の研究を行っていた元教授
* 現在も再生医療、組織再生の第一人者として活躍2009年5月27日に聖心美容クリニック東京院に訪れ、大きな可能性を秘めた「成長因子」による医療技術・学術に関して、当院の鎌倉統括院長、伊藤院長(東京院)と意見交換を行いました。
その縁により、当院にいち早く世界再先端の毛髪成長因子薬剤が紹介され、導入することができました。
アハメド・アリ・カターニ医師
* カリフォルニア大学アーバイン校にて免疫学博士号取得
* 現在は、BENEV Scientific Advisory Boardのメンバーとして活躍中
* 医科大学の助教授、有名医療雑誌の評論家、米国免疫学会・薬理学会の一員としても活躍されており、科学雑誌『ネイチャー』にも多数の論文を発表
* 幹細胞/成長因子研究を医療・美容分野に応用している世界的な第一人者である。
【関連トピックス】>>2010.5.25 アハメド医師によるプライベートセミナーを実施
現在の髪の状態や薄毛が気になる部位などを確認しながら、適切な治療法を医師がご説明します。薄毛の状態によっては、検査が必要となる場合もあります。
麻酔をご使用しなくても、我慢できる痛みです。痛みに弱く、麻酔をご希望の方には、頭皮に塗るタイプの麻酔とブロック麻酔をご用意しております(別途費用)。
液状の成長因子カクテルを頭皮の薄毛が気になる部分に塗布します。その後、極微細のステンレススチール製針がついた医療用スタンプ(ダーマスタンプ)を頭皮に軽く押し当てていきます。この針によって頭皮には無数の極小さな穴が開けられ、そこから毛根周辺まで成長因子カクテルを浸透させていきます。
処置時間 | 約10分(1回) |
---|---|
通院 | 1クール16回(ハーフクール8回)コースのため通院あり |
日常生活 | 当日の飲酒・洗髪はお控えください。 |
腫れ・赤み | 処置後は、薬剤による血行促進のため、処置部位の熱感があります。3~4時間程度で症状は落ち着いてきます。稀に注入部分に内出血、周辺部の赤みや腫れ、痒みが現れることがありますが、時間の経過と共に解消されます。 |
効果 | 薄毛の原因の大きな要因となっている“成長因子の不足”に着目し、世界最先端の再生医療技術を応用した毛髪再生治療です。この成長因子を頭皮に補い、毛髪成長シグナルを正常に戻すことで、性別を問わず、様々な薄毛に対して優れた発毛効果を発揮します。 |
副作用情報 | 極稀に拒絶反応やアレルギー、感染症などが発生する場合があります。万一、赤みや熱感を伴う腫れ、強い痒み等の症状が出現した場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。また、使用薬剤「GFヘアケア・コンプレックス」には毛髪再生に有効な成長因子(グロースファクター)が主成分として含まれておりますが、副作用として初期脱毛などが数例報告されております。初期脱毛の症状が強く現れる場合も早めに当院医師の診察をお受けください。 ※妊娠の可能性がある場合や妊娠中、授乳中の方への治療は行っておりません。必ず医師にお伝えください。 ※この治療に使用するグロースファクター(成長因子)は、悪性腫瘍の既往がある場合、腫瘍を増大させる可能性があるとされています。悪性腫瘍の既往がある方は、事前に必ず医師にご報告ください。 |
グロースファクター再生療法は、一定期間継続していただくことによって効果が現れてきます。
状態により個人差はありますが、約3回で発毛効果を実感していただくことができます。
■治療回数
クール | 回数 | 治療期間 |
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1クール | 16回 | 1回~8回まで1~2週間に1回(約1ヶ月半~3ヶ月) 9回~16回まで2~3週間に1回(約3ヶ月~半年) |
1/2クール | 8回 | 1~2週間に1回(約1ヶ月半~3ヶ月) |
聖心毛髪再生外来では、グロースファクター再生療法と同時に頭皮に浸透させることができるメニューをご用意しています。
患者様の症状に応じて、これらのオプションを利用することで高い発毛・育毛効果を実現させます。
1.ビチオン
ビオチンはビタミンB群に分類されるビタミンです。ケラチン生成に深く関与しており、不足すると白髪や脱毛といった症状を招きます。
2.PRP(多血小板血漿)
患者様ご自身の血液から採取した血小板成分PRPを使用します。
PRPはいわば天然の成長因子集合体であり、発毛・育毛効果があります。
PRPには、細胞を活性化させる作用があり、シワ治療やキズ跡治療等にも用いられています。
3.KIP スカルプヘアエッセンス
KIP スカルプヘアエッセンスは、発毛成分「KGF」を高濃度配合した「頭皮の美容液」です。
KGFの他、IGF(インシュリン様成長因子)・馬プラセンタ(Placenta)・その他6種の有効成分も配合。朝晩2回の使用で、薄毛や抜け毛を改善します。
多くの育毛剤にありがちなベタつき感がなく、さらりとした使い心地で、お出かけ前のスタイリングを邪魔しません。グロースファクター再生療法と併用することでより高い発毛効果が期待できます。
費用[税抜] | |
1回 | 5万5,000円 |
8回 | 35万2,000円 |
16回 | 61万6,000円 |